三麻の日記

お母さんの毎日

嶺上咲を斬る

こんにちは、NUCOです。
いつも真面目にブログを書いているようにしてるのですが
今日だけは少しだけ羽目を外して行きます。
そしていきなりですが、歌を歌います。

時に愛は力尽きて、崩れ落ちて行くように見えても
愛はやがて二人を、優しく抱いていく

これは、オダ・カズマサの「時に愛は」という歌のサビです。
結局私たちは、愛によって悩み愛によって救われる生き物なんでしょうね。
それと話は変わりますが、ピアノ業者の「タケモトピアノ」ってご存じですか?
♪ピアノ売ってちょうだい~みんなまーるくタケモトピアノォオオオ!!
電話してちょうだぃ~みんなまーるくタケモトピアノォオオオ!!そのとーりww
っていうCMなんですが。
この、「そのとーりw」が
よくある「主人公の親が魔王に殺された」って展開のアレにまぁよく合う。
主人公「おまえが…おまえが母さんを殺したんだな!」
魔王「とろけるチーズのミートドリアww」
みたいはやりとりで
北岡まつたこ、しめじん、を知らせさん「おまえが…おまえがマメを殺したんだな」
beesonn、みーみる、しゅらる、zkurt「そのとーりw」
マメ「がたいがいいから、スウェットで出てもごまかせる」
みたいにフラッシュバックするあれ、わかる人います?いません。はい。(フザケルミ)

本当は自戦解説を挟むつもりでしたが、私のハイフなんてどうでもいいので割愛しました(本当はめんどくさくなっただけでワロタ)

さて今回はといいますと
三鳳で奮闘する若き申し子 嶺上咲さんに迫ります。じり…じり…

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嶺上咲 最高八段R2260
三鳳約1000戦 安定段位6.703
着順比率3>1>2

Twitterでしか絡んだことはないが、頑張り屋さんというイメージ
頑張リボンをあげたい数少ない1人。
観戦している限りはオーソドックスな選択が多く思うが
どういうところは良くて
どういうところで損をしてしまっているのかを
節穴ではありますが
私の観点から慎んで拝見させていただく所存でございます。
今回は「学ぶ」のではなく「斬る」のです(本人許可住み)
実践の世界に…!?落ちろよおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッツ!!

実戦①
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打7p>打4p
リスク無しで「+1役が確定される」という選択。
スロットでいうならスイカの子役を取りこぼさないでね!みたいな感覚。
リスクが生じないセレクトなので、これを微差だと思わないこと。
ちなみに実戦では4sが埋まりリーチ→6pツモで5役の満貫和了
あがれたら必ず1役くれる、これだけの比較。
個人的にこれを見て「まぁそんな変わらんよ」って思ってる人がいたら
麻雀はあまり向いてないので今すぐスーツを食べた方がいい。

実戦②
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打9sは損!という感じだ
一次4pの受け入れを消す必要など、どこにもなく
自分の手が弱い事を踏まえると
「役ありにとれる平和ダマ」が一番理想だろう
よって打5pがいいように思う。
打5p→9pツモ時→31p落としで平和確定シャンテン受け
打8p→ツモ6pでイーペ目。逆にツモ9pは切るしかない
本局では軽くかわす展開が望ましいため
打点的要素よりも和了的要素を重視した方が良く思う。
この時点で親のダマをケア~という意見があるとしたら
わからなくもないが、河濃度が中張牌一枚程度なら
深読みする必要はない。

実戦③
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お客様、これはいけません。
形や手役に影響が出ないのであれば
基本的にはカン材を残すことがセオリー
言わずもがな、リーチ後に掴んだときに打点面でも、放銃面でも生きることがおおいからだ。
これもまた「たった1枚しかない5sを引いたときに限った話」ではあるが
同じくリスク無しで選べるなら
我々はそれを選ばなけれならない元にいるのではないだろうか
それと一応裏ドラ率も7s>6s(とか思いながら見てたら本当に裏6s表示されてた)

実戦④
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間2pが凄く良く見える、などという理由はないので打1pが良く思う。
①6s引きで完全イーシャンテン(8s引きもフリテン込みだが有効枚数は上がる)
②チートイツもある(あんま嬉しくない?が)
③リーチ打点が1sが牌種自体も良く、高め96で打点上昇もわずかにみこめる
④他家の動きに対して、仕掛けて対応することも可能になる
という理由からだ。
結果論でいうとこのあとツモ1s→打7s→ツモ8p打3p→西ツモ振替で数順後ツモとなる。

実戦⑤
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上家が打った1sに合わせず
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その一巡で和の機を逃してしまう。
これは明らかなミスだ。
ハイフをさらっとみるかぎり
ストロングな押しは非常に少なく、「リーチにたいしては基本現物」
というスタイルが多く見受けられる。
今回の場合、上家の一発目が1sならなおのこと1sにしなければならないし
上家の一発目が1sじゃなかったとしても
初手のまたぎすじは、順が立てば立つほど当たりにくくなる分
それでも打1sとすべき局面だろう。
たった一瞬の見落としだけで高打点のあがりのがしに直結し
親の手が成就してしまえばひとたまりもない。
実際に親は5役のホンイツ69pが入っていて流局。
つもられると6役手の勝負手であった。
自分の手が強いときも弱いときも、簡単な認知作業は怠ってはならない。
こういうちいさいことの繰り返しが、長期の成績に影響してしまうのは言うまでもない

実戦⑥
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14,25,36(47,58,69)この三つの筋で和率が高いのは14とされている
いわゆる「端牌」という理論から成り立つ話だ。
今回は69pと34pという比較になるが
2pが四枚見えており3pが実質的な端牌となっている。
枚数の比較をみても1枚差で34pが上となるので
個人的には34pに取りそうだ
引っかけにもなる、という点に対してはそこまで重視してない(宣言6→3、4→7は本当に良く当たるよね…)

実戦⑦
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変則三面か高め有りノベタンか
若干ながらにそうずが場に高く、
高めとはいえドラで、なおかつ37のキー牌は
リーチとなれば、なかなか顔は出さない。
となると、ツモ想定の満貫を取りに行く選択がベターに見える。
ただ、ドラ筋を待ちにするこで、ドラでの放銃0運動を実現できる。


実戦⑧
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5役をダマで構えていたところ。
赤5sと振り替えてリーチとしたが
場況にさしたる変化があったわけではないので
打点を狙う腹なら打8pの順でリーチでも良かったか。
順目的にも押さえつけるメリットが弱く
もし、相手を下ろしたいという思いからリーチをしたのなら
やはり最初の段階でリーチとしておくべきだろう

実戦⑨
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オーラス、マンツモor52直条件
難しいが、曲げるメリットは「親が窮してアンパイにめちゃめちゃ困ったとき」だけになる。
モギリーというのも必ずといっていいほど性質があって
①前順に関連性がある(モロヒを濁す)
②前前順に関連性がある(一巡回しを更に濁す)
③宣言牌に関連性がある
このことから前順モロヒの6pの筋から
特に3pが出やすくなるというものでもない
後は、上家から出てしまったときに凍えるほど寒い。
ならばこのままダマ続行で下家が失点絡めばトップ、この線にかけるのも良いか。

リーチ判断は結構迷いが生じていて
判断基準がややあやふやになっているように思う
もうちょっとだけ基準を作ってあげるといいのかもしれない
考えることは大事だけど
毎回毎回その場その場で考えるなら
その場分、他の事に目を巡らせていた方がずっと良い。(麻雀やっている時間を他の事に巡らせるのがもっと良い)



実戦⑩
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初手ドラ
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一巡目からあったドラをここで離す
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シャンテン、ドラの縦を見切りここで離す

全体的に切るのが早いか。
1枚目と2枚目で、あまり場況差がないなかでの切り位置の違いとなっているので
単に見落としということもある
三枚目に関しては縦に引くだけで満貫テンパイなので、打点的メリットがかなり高い(9sが生きるのは縦と8s引きのノベ三面の良和率)
他のハイフでは字牌のドラはある程度持っていたが
19mがドラになると、途端に扱いに変化があるように見えた
19mがドラだと認知が少しずれてしまうのかな
持ちすぎもダメだが早々の見切りすぎも、自分だけではなく
相手にも「私はドラは不要です、ドラが使えません」というサインになる。
俗に言う強者は皆、形が決まっている手以外では、
基本的に牌効率に差が出ない程度にキープしている者が多い

実戦⑪
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めっちゃ話ずれるんですが、この配牌めっちゃ汚いですね。
すべての不運を詰め込んだような手で、これが8種じゃなくて7種だったらもっと酷いですわなぁ
突然ですがゴミ配牌グランプリ2014
準優勝→1111m1224s689東白中 親番ドラ3p
佳作→1m128p248s南西西西西発白 親番ドラ7s
会長賞→9m222289p289s東南白発ドラ5s
かー!これゃひっでえww

実戦⑫
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クリェイティブなポンとしたが
混色をするにはまだ早すぎたか
浮きの7pに68pくっつくだけでも面子手が近づくし
東発重なってもいっきに手が引き締まる
なにより、鳴いても速度がほぼ変わらないのが問題点。
頭西西 そうずで三面子ぴんずで一面子
これを想定すると、ツモ467sツモ3~8pあたりを2,3枚サッと引くだけで
もう跳満のシャンテン、テンパイ
フーロをしてしまえば必要牌種が一気に限定され
5sを鳴いて色に決めることで西も動ける形になるが
その西もドラ表で1枚減と
枚数だけでいえば、王牌に殺されている可能性さえままある。
順目もまだまだ早く打点も約束されてるので
急いで形を決めにいかずに、ツモと相談しながら進めていく重厚力も
時として必要である。
特に鳳凰卓は、特上に比べて対応力が高く
とりあえず染めの発進もフィニッシュは自分で引くくらいの形を想定してないと
せっかくのチャンス手も1人が絞って1人がリーチ→打点よしの役牌二種のポンテンで退くにも退けないいいい!!!押しぃぃ!!ローン12000は12960

なんてことも日常茶飯事なわけだ。
そう考えると、めんぴんドラが如何に大正義かが良くわかるねえ…

実戦⑬
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ポンかスルーか。
私はポンとするが、スルー派の意見としては「まだ順目も早いから~」とかなのかな。
スルー派をおかしいとは思わないけれど
中あと1枚王牌かもしれんし他家がリーチしてきたら
この形からじゃなかなか追い付けんそうだし
なにより縦引きかポンで12000あるし
そんな理由で鳴いてしまう。
良形の絡まない牌姿からの役牌ポンテンは
取っておいた方が良いことの方が多いとは思う。
役役13p345667sとか役役23p788sとかなら
一段目までは全スルーくらいでも良いくらいには考えてる

実戦⑭
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南を押さえながら半歩退いた局面だった
通りそうな1pをささっと並べ
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軽く倍ツモに…ってええ!倍ツモはやりすぎやろ倍ツモはw
46sを並べていたらスーアンだったがいかんせん47sが流石に厳しすぎる。
素晴らしい。

実戦⑮
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これは正直に凄いと思った。
確かにこうしておけば、7対子のシャンテンだし
36p引いたら1m切って面子手にシフト
89s1m引いたても面子手にシフトできる柔軟性がある。
メインは7対となりそうだが
引く牌によってそこから先の枝分かれも選べるという事に味を感じる
結末は
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こうや、麻雀はこうやって打つんや…。
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裏裏を乗せて倍ツモにする、あんたは吾朗や。
同じ手寄越されたらうまく捌ききれる自信はないな。

実戦⑯
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三麻あるある「七対の北待ちでリーチしたくなる」
でもこれの一番むなしいときって
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絶対この瞬間だと思うw
逆に、え!? ってなるやつ。(今回裏も西表示で倍ツモ)
個人的に未だにわからんのは
北待ちリーチ後に北引いたら抜けるんですかね?
抜けると思ってるけどどうなんだろう?

実戦ラスト
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3sが1枚切れてるだけで、この愚かな形がたまらなくむかつくので
自分は7p縦けずって打7pとする
そして発がなけたら12s切って67pと7778sにくっつけて終わり
などという超自己都合の思考をしていたのだが
結末はなんとも面白い方向へ
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堂々の跳ツモをバッタで決める。
ナイスキャッチ。
こういうの、58p待ちでリーチしちゃいたくなるんですが
発つもるとマックス倍万(裏次第で三倍)まであるので、バッタで曲げる人が多いのかな?
特に変則手が1人いると
普段は山にいるかと思う牌も
あてが利かなくなるというかなんというか。

総評
三只眼ガイドブックによると
対リーチを受けたときの対応が
行くか降りるかの2パターンが多く、粘りやぎりぎりの割合は低め。
無理をする必要は一切ないが
楽をする必要も一切ない。
単純な見落としも、少しずつ改善できれば成績ももう少し高めることができるはずだ。
リーチ判断や、待ち取り選択も
メリットデメリットを明確にして
細分化を磨くというより、おおもとの大部分である判断自体に
自分なりの基準がもう少しあると良いのかと思う(今のスタイルがもし既に確立されていたのであればごめんなさい)

少しばかり、的はずれな意見もあったかとは思いますが
以上を持ちまして第54回
大天使あきにゃん主催「回鍋肉のささやき」を終わりたいと思います。閉廷